令和3年度筑波山神社観月祭で演奏しました
尺八奏者というタイトルがついていながらあまり尺八演奏に関係ない記事が多く、「お前は本当に尺八を吹くのか?!」という声が聞こえてきそうですが、今回こそ演奏の記事です!安心してください笑
故・二代吉田暹山先生がご健在だった頃から、中秋の名月の時期に茨城県・筑波山神社での観月祭(奉納演奏)を行っています。今年も前年に引き続き、新型コロナ感染症対策で無観客、また参加者も少なめという形式で開催されました。
わたくし、実はワクチン二回目を開催の少し前に受けダウンしていたのですが、この開催までにはなんとか体調回復にこぎつけることができましたΨ(`∀´)Ψ
感染症の影響もあるのに、ちょうど台風がつくばに近づいているということでなおさら開催があやぶまれる状況。。車で筑波山の中腹まで向かうのですが、筑波山がちょうど低い雲にまるまる隠れていて、本当に先が思いやられる滑り出し。
お、意外と降ってない...?降ったり降らなかったり。
さっそく着替えと軽くリハ。箏春会主催の鈴木洋子先生と社中の方々、映っていないですが僕の手前側には吉田暹山先生の竹桐会の尺八の先生方、賛助の佐々木徹先生、稲葉菜穂子先生がいらっしゃいます。いろいろと写真を撮りましたが、今回は準備風景のみ公開。
奉納演奏は拝殿の中で行われるのがなかなか良いんですよね。玉串奉奠、浦安の舞などの後、本番へ。都山流本曲『紅葉』を久々にやりましたが、あれ?こんな感じだったっけ...?とちょっと怪しい独奏。(一応)都山流人として反省。。
佐藤義久作曲の月夜の舞もやらせていただきましたがなかなか良い曲。ここでちょうど演奏しているときに雲の切れ間から月が見えたとのこと!台風が温帯低気圧に変わり、ちょうど雨も上がっていたところでした。まさに月夜の舞!(?)
つくばのケーブルテレビACCSの方もいらっしゃってカメラを回しており、演奏はいずれYoutubeに公開されるとのことです。他の先生方の演奏ももちろんご覧になれますので、ぜひそちらも!
ということで、今年もなんとか開催されました観月祭。コロナ収束の後、また来年も無事参加できることを祈っております。